湿度の高い場所は避ける
お米は湿気や水気に弱い食材です。湿気が多い場所で保管を続けたりお米に水分がついたりすると、カビが生えて食べられなくなる恐れもあります。台所のシンク下をはじめ、水気が多くなりがちなキッチン周りに置くのは避けた方が良いでしょう。
適度な温度で保存する
お米の保存に最適な温度は15℃前後とされています。高温になったり直射日光が 当たったりする場所での保存は、お米が乾燥してヒビが入ったり、おいしさが失われたりする原因となるので避けましょう。また、お米につく虫は高温多湿の環境で活動が活発になり、15℃以下の温度ではほとんど活動しないといわれているので、虫対策という点でも温度や湿度の管理は重要です。
密閉性の高い容器に入れる
お米が劣化するのを防ぐために、密閉性の高い容器に入れておきましょう。購入時 にお米が入っている袋は、通気のために小さな穴が開いている場合があり、その穴から空気が入り込んでお米が酸化したり、近くにあるもののにおいが移ったりする可能性もあります。購入後はできるだけ密閉性が高い容器に入れて保存することが、お米の鮮度を保つうえでは大切です。
気温が低く湿度も少ないうえに、直射日光を避けることができる冷蔵庫内は、お米の保存に最適な環境です。冷蔵庫に入れられる大きさの保存容器を選んでおけば、お米の鮮度を保つことができます。冷蔵庫に入れる際は、冷気の吹き出している側を避けると、冷えすぎや風に当たったことによるひび割れを防げます。ドアポケットや野菜室を利用するのがおすすめです。